サーカスTCのファスナーが溶けた
煙突ガードも装着してたのになぜ?
今回はこんな疑問に答えていきます。
先日、キャンプで薪ストーブを使いました。
しかし、せっかく手に入れたテントのファスナーを溶かし、火の粉で焼け穴も空く悲劇が。。
煙突ガードとスパークアレクターを装着していたのにも関わらずです。しかし、怪しい点を見つけました。それは、自作の煙突ガードです。
上記の内容を知りたい方には、きっと本記事が参考になるはず。結論から書きます。
✅結論、薪ストーブを使うなら市販の煙突ガードが無難です。
目次
上記の内容で解説していきます。
1.なぜ、サーカスTCのファスナーが溶けたのか
サーカスTCのファスナーが溶けてしまいました。理由は、薪ストーブの煙突と煙突ガードがずれてしまったこと、薪ストーブが高温になってしまったことが原因です。
失敗の原因
- 煙突ガードがずれてしまった
- 薪ストーブが高温になってしまった
それぞれについて解説します。
煙突ガードがずれてしまった
サーカスTCに薪ストーブを使用して冬キャンプを楽しんでいます。煙突ガードに耐熱ベルトも巻いていました。
しかし、薪ストーブを撤収するときにサーカスTCの幕が溶けて煙突ガードに引っ付いる、、、
あれっ?
煙突と煙突ガードのセンターがズレていたのです。オワタ。。
センターがずれていた
煙突ガードは、薪ストーブの煙突を中心に固定できるようになっています。
よく見ると、センターがずれていたのです。ボルトで固定できるようにしていましたが、ガッチリした感じではありませんでした。
結果、煙突ガードに薪ストーブの煙突が接触したのです。
煙突ガードを自作DIYしていた
ホームセンターで手にはいる材料を利用し、自作の煙突ガードを作ったのです。問題は、固定ボルトをしっかり固定できる作りになっていなかった点。
しっかりと煙突ガードを固定できないことで、薪ストーブの煙突と煙突ガードのセンターがズレたのです。サーカスTCのファスナーが溶けてしまう大誤算、、、
薪ストーブが高温になってしまった
悲劇は重なり、薪が長く薪ストーブの蓋が閉まらなかったんですね。薪ストーブはG-stoveのXLを使用しています。ストーブに入る薪の長さは40m以内でないと蓋が閉まらないんですよね。
分かってはいましたが、長さ42cmほどの広葉樹の薪しか用意できず。
蓋が閉まらないとどうなるの?
高温になる!
薪ストーブの蓋が閉まらないと、酸素が入りガンガン薪が燃えてしまいストーブが高温になります!
もちろん煙突も高温になるので、煙突ガードとサーカスTCのファスナーが接触する部分が溶けてしまったのです。
上記のとおり、「煙突ガード中心のずれ」と「薪ストーブが高温になりすぎた」状況が重なり、サーカスTCのファスナーが溶けてしまいました。
ケチった代償は大き過ぎる。
2.薪ストーブからサーカスTCを守る方法が知りたい
薪ストーブの使用時に、サーカスTCを熱から守る方法があります。煙突ガードを手に入れましょう。
テントの守り方
- 煙突ガードは必須!テントを守るためにはケチらない
- スパークアレクターは必須!火の粉が飛び出しにくい
失敗からの教訓です。後悔先に立たず、、、下記に示しておきますね。
サーカスTCを守るためにはケチらない
サーカスTCを薪ストーブから守るためにはケチらないことです。ケチった結果、サーカスTCのファスナーを溶かしてしまいました。
ケチった代償は大きい
煙突ガードの自作DIYには限界があります。固定ボルトがガッチリと煙突に固定できないのです。「ふにゃふにゃ」ってイメージ。これでは煙突とのセンターが保持できません。
G-stoveの煙突ガードがおすすめ
G-stoveから販売されている煙突ガードなら、固定したい高さで調整できるし固定ボルトもしっかりと固定できます。自作DIYの煙突ガードは約2000円、G-stoveの煙突ガードは約5000円。サーカスTCのファスナー修理費用は約15000円します。
つまり、3000円ケチっただけで修理費用の方が高くつくのです。それなら、最初からG-stoveの煙突ガードを手に入れるべきです。
フォロワー様からこんな提案を頂きました
フォロワー様から、カーボンフェルトを巻く提案を頂きました。サーカスTCはテンマクに修理に出したので、今後は煙突ガードにカーボンフェルトを巻くことにします。
スパークアレクターも必要!火の粉が飛び出しにくい
スパークアレクターがあれば、火の粉による焼け穴が軽減されます。使用する薪の水分量は、実際に燃やしてみないと分からないからです。
水分量が多いと薪は弾きます。「パンッ」と弾けると火の粉が飛び散る。この現象は、薪ストーブ内でも発生します。
- 火の粉が飛び散るとどうなるのか
- 火の粉の飛び散りを防ぐには
それぞれについて解説します。
火の粉が飛び散るとどうなるのか
火の粉が飛び散ると煙突の先端から出てきます。煙突から出てきた火の粉が重いと、まずテントの表面に落下する。ここで、テントへのダメージが発生します。
パターン1 火の粉がテント表面に落下
火の粉がテントの表面に落下すると、ポリコットンTCでも焼け穴が空きます。
パターン2
火の粉がテント表面を転がり落ちても、スカートに焼け穴が空きます。
つまり、どちらにしても火の粉が飛び散ることは避けたい。このような経緯があり、水分量が少ないカラッカラの広葉樹の薪が必要になります。
火の粉の飛び散りを防ぐには
結論、スパークアレクターを手に入れることです。
薪ストーブを使うと火の粉は発生します。ここは仕方なしですが、飛び散りにくくする方法はあります。
G-stoveのから販売されているスパークアレクターが火の粉の飛び散りを軽減してくれますよ。
スパークアレクターとは?
通常、G-stoveを購入すると、煙突口の出口はストレートな穴に雨の侵入を防ぐカバーが付いている状態です。
スパークアレクターはメッシュプロテクターが付いているので火の粉が飛び散りにくくなるのです。
スパークアレクターがあれば、絶対に焼け穴が空かないのか
いいえ。100%は防げません。
火の粉が飛び散りにくいので、テント表面に火の粉が落下しにくいが、100%防げるのわけではありません。しかし、スパークアレクターがないより、絶対あるほうがいいですよ。
サーカスTCを薪ストーブの熱から守る方法は上記のような工夫が必要です。
悲報
2022年1月にテンマクから「サーカスTCの生産終了」が発表されました。
サーカスTCを大事に使っていきたい人は、テントを長く使うための工夫も必要ですね。
3.まとめ
ここまでを一度まとめてみます。
まとめ
- Q.なぜ、サーカスTCのファスナーが溶けたのか
- Q.薪ストーブからサーカスTCを守る方法を知りたい
- A.自作DIYした煙突ガードではガッチリと固定することができず、これが原因で煙突ガードがズレ煙突とテントファスナーが近くなりすぎた。
- A.薪が長くてストーブの蓋が締まらず、ストーブが高温になりすぎた。
この2点が重なり、サーカスTCのファスナーが溶けてしまいました!
G-stoveの煙突ガードを購入しなかったことで、テントの修理費用15000円也、、、
G-stoveの煙突ガードとスパークアレクターの購入を強くおすすめします。なぜなら、テントの修理費用15000円がかかるからです。
サーカスTCの生産は終了しています。つまり廃盤です!
大事なテントを守るために、煙突ガードとスパークアレクターを持っていない人は、私のような悲劇となる前に手に入れてしまいましょう。
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今回は以上です。では、いいキャンプライフを!