コールマンランタン

コールマンランタン50台を限定カラーに再塗装した僕が全工程を公開

ランタンのカラーを変えたいなぁ

傷もついてるし自分で塗装できないのかなぁ

コールマンランタンのカラーバリエーションはグリーンかレッドが主流で、限定販売されるシーズンランタンしかカラーチェンジはありません。

 

しかし、このシーズンランタンも毎年カラーが変わるため、好みのカラーになるのか分からない。

シーズンランタンとは

シーズンズランタンは、コールマンジャパンが日本国内で独自に企画、米国本社の工場で製造されるリミテッドエディション(限定版)のランタンです。

2005年から販売されています。実用的なランタンとしてだけではなく、コレクションアイテムとしても楽しめる人気の製品です。

 

歴代シーズンランタン

引用:コールマン

カラフルなカラーが並びますが、価格は33,000円(税抜き)となかなかお値段します。

それなら自分の好きなカラーに変えようかなぁ

そう考えませんか?

 

そして、このようなツイートをしました。

YouTubeアナリティスクを見ていると、ランタンのリメイク方法が最近みてもらえてます。自分好みにリペイントするなら3000円くらいでできるので、詳しく記事にしてみますかね。日本一分かりやすく誰でも真似できるような仕上がりにしてみます。

これまでに、僕は50台以上のコールマンランタンのタンクを再塗装(リメイク)してきた経験があります。個人での趣味の範囲ですが、スプレーを吹き付ける場所さえあれば、あなたも好きなカラーのタンクにすることができます。



コールマンランタン再塗装の実績・評価

自分の作業内容でどのような評価が頂けるのかも知りたかった。

 

その結果が次となります。

ヤフーオークションより、喜びの声を頂くとモチベーションも上がります。

 

スミマセン、先に言うとベンチレーター(トップの傘)は塗装すると塗装がひび割れますし、琺瑯加工の良さをそのまま活かしたいのでベンチレーターは含みません。

 

 

見ておくべき動画があります。

YouTubeにコールマンランタンの再塗装をアップしていますので、動画をみて作業の流れを掴んでからの方が悩まないかと。1分くらいでサクッと確認できます。

 

 

 

1.コールマンランタンの分解に必要な道具

ホームセンター or 100均で全てがそろいますが、ホームセンターならワンストップで品数も豊富に揃えることができます。

分解に必要な道具

  • プラスドライバー
  • 13mmスパナ
  • ラジオペンチ



1-1.バルブのつまみを取り外す

プラスドライバーで左回しに緩める。

ポイント

  • しっかりとドライバーをネジに押し当てて緩めること。
  • ネジ山が潰れるとつまみを外すことが困難になります。
  • 外したねじは非常に小さいので無くさないように注意です。

 

1-2.ジェネレーターとフレームナットを外す

13mmスパナで左回しに緩める。

ポイント

  • 取り外したジェネレーターの先端は非常に細い針金なので、曲がらないようにすること。
  • フレームナットも無くしやすいので注意です。

1-3.ポンププランジャーを取り外す

ポンププランジャーの樹脂カップの切り欠きにラジオペンチの先端を押し当て左回しに緩める。

ポンププランジャーを外すとステムという棒芯が残るので、左回しに緩める。

1-4.タンク内の燃料は抜いておくこと

タンク内の燃料が塗装中に漏れてしまうと、塗装工程が水の泡、、、とならないようしたいからです。

 

分解作業は以上となります。一旦、お疲れさまです。

 

ちなみに、僕がコールマンランタンで困ったときはNorth fieldのパーツショップにお世話になります。沢山のヴィンテージランタンに囲まれた秘密基地のような存在です。



2.バルブはマスキングテープで保護する

 

マスキングテープでバルブアッシーを塗料から保護します。塗料カスが燃焼機関の詰まりとなる原因にもなりますので。

バルブアッシーを外さないのはなぜ?

理由はありまして、以下のとおりです。

バルブアッシーを外さない理由

  • 外すのが鬼固いときがある
  • 取り付ける際に液体ガスケットが必要となる
  • バルブアッシーに紐を結び吊るして塗装する
  • そもそも外す必要がない

なので、バルブアッシーにマスキングテープを巻き、ポンププランジャーの穴にキッチンペーパーを丸め入れ、燃料のフィラーキャップを軽く締めた状態にしておく。

 

こうすれば、吹き付けた塗料が色付けしたい部分まで入り込んでいきます。

 

3.タンクの塗装をはがしていこう

タンクの塗装はがしには剥離剤(はくりざい)を使ってはがしていきます。

 

ジェルタイプとスプレータイプの両方試しました。

  • ジェルタイプ:部屋の中でも作業ができるが、刷毛で塗る手間がかかる
  • スプレータイプ:外でしかスプレーの吹き付けができないが、作業は楽にできる

剥離効果はジェルタイプもスプレータイプも同じでしたので、作業環境にあわせた選択をするだけですね。

 

剥離剤をタンクとフィラーキャップの全体に塗れればビニール袋にいれて放置します。早ければ1時間くらいで綺麗に塗装がはがれますし、3時間くらいおいても塗装がはがれにくいこともあります。

剥離に必要な道具

  • 剥離剤(はくりざい)
  • マスキングテープ

※使用したメーカーがわかるよう、記事の最後に貼っておきます。

 

4.金ブラシで細かい塗装カスまでこすり落とす

剥離剤で塗装が浮いた状態からキッチンペーパーでこそぎおとしていきますが、このときに使う道具が金ブラシとスコッチブライトです。

  • 金ブラシで窪んだ細かい塗装カスを掻き出してください。
  • スコッチブライトはタンク表面に残った塗装や、塗料吹き付け前の下地処理でタンクを磨きます。
  • #800番~#2000番の耐水ペーパーも1枚ずつ、塗装にゴミが入ったときにタンク表面を磨けます。

ここは、根気のいる作業になりますが小さな塗装カスがなくなるまで頑張ってください。

 

塗装カスがなくなれば、仕上げにスコッチブライトでタンク表面を磨き上げていきます。

 

5.タンクの下処理は入念にすること

タンクの表面を磨き終えれば、脱脂作業をして塗装の準備完了です。

 

パーツクリーナーをタンクに吹き付けてキッチンペーパーで汚れがつかなくなるまで綺麗に脱脂してください。

 

磨き上げに必要な道具

  • 金ブラシ
  • スコッチブライト
  • 耐水ペーパー:#800・#1500・#2000
  • パーツクリーナー

ここまでくれば、全行程の8割は終了です。塗装作業のまえに一旦休憩ですね、お疲れ様です。



 

6.プラサフ→カラー→ウレタンクリアーの順に吹き付け

塗装条件として、雨の日・風の日はNGです。

 

残念ですが、こんな日はほぼ失敗しますので諦めて下さい。

 

しっかりとした塗装ブースがあれば話は別ですが、趣味の範囲であればガレージならできそうですね。雨風がしのげるならそのまま続行できますが、湿気は少ない方がいいかと。

注意

タンク表面に小さなホコリがあっても仕上がりに大きく左右します。

なので、塗装段階では小さなゴミ・ホコリに注意することが重要となりなす。

 

6-1.プラサフの吹き付け

バルブアッシーに紐を括り、タンク表面にホコリがないことを確認できれば塗装開始です。

 

薄く吹き重ねていきますが、タンクの下地がみえなくなるまで3回くらいに分けて吹き重ねていきます。

ポイント

20分ほど乾燥させれば、#2000番の耐水ペーパーで水に濡らさず撫でるようにプラサフのザラザラした感触やホコリを取り除きます。こうすることで、タンクの仕上がりがツルツルピカピカになります。

 

※使用したメーカーがわかるように、記事の最後に貼っておきます。

 

6-2.シリコンラッカースプレーの吹き付け

カラーの吹き付けで、エアーブラシは使いません。というか、持っていないのでスプレー缶でいつも塗装をしています。

 

プラサフの表面にホコリがないことを確認できればカラー塗装を吹き付けていきます。

カラーチョイスのポイント

  • ホワイト系:塗料の吹き付けやすさ◎ 3回の重ね塗りでOK
  • ブルー系 :塗料の吹き付けやすさ◎ 3回の重ね塗りでOK
  • イエロー系:塗料の吹き付けやすさ△ 5回の重ね塗りが必要
  • レッド系 :塗料の吹き付けやすさ△ 5回の重ね塗りが必要

つまり、カラーがのりやすいホワイト系がプラサフのカラーと近いため、多少の吹きムラがあってもわかりにくいのです。しかも、シュッとした雰囲気のランタンになるのが人気なのです。

 

重ね塗りは、ついカラーを早く入れたい気持ちから吹き急いでしまいます。あせる気持ちをグッとこらえるのが上手に塗料をのせるコツです。下地のプラサフが見えなくなるまで吹き重ねていきます。

 

この時点で、塗装表面にホコリなどがはいっても1時間くらい乾燥させてから#2000番の耐水ペーパーでこすり、塗装を吹き付ければOKです。

※使用したメーカーがわかるように、記事の最後に貼っておきます。

 

6-3.ウレタンクリアーの吹き付け

突然ですが

ここで悲報です

ウレタンクリアーの吹き付けが全行程の中で、最も重要な作業となります。

 

なぜなら、ウレタンクリアーは乾燥させるのではなく、硬化させるからなのです。乾燥なら1~2時間もあれば乾きますが、ウレタンクリアーの硬化は最低でも1日かかります。

 

つまり、ウレタンクリアーを吹き付けるときは全集中です。吹き付けを急ぐのも禁物です。ホコリ、塗装カスがタンク表面にないことを確認できれば3回にわけ、全集中で吹き重ねていきましょう。

 

吹き付けが完了すれば、2日間そのまま放置してウレタンクリアーが硬化するのを待つだけです。コールマンランタンの再塗装はこれで完了です。お疲れさまでした。

 

※使用したメーカーがわかるように、記事の最後に貼っておきます。

>>コールマンランタンのメンテナンス記事はコチラ



 

番外編.人気カラーランキング

コールマンランタン再塗装(リペイント)の販売実績より、個人的に順位をつけました。

1位:ホワイト系

クリーム・アイボリー・ベージュ・サンドタンなど

2位:イエロー系

イエロー・マスタードイエロー・オレンジなど

3位:ブルー系・レッド系

ライトブルー・レッドなど

リペイントでどんなカラーにしたいですか?

 

写真のほうがイメージしやすいですね。コーラマンランタンの再塗装が完了した全体の雰囲気です。

 

7.ランタンの再塗装完了とまとめ

ランタンの再塗装で僕が注意するポイントは、パーツクリーナーでの脱脂作業とウレタンクリアーの吹き付け作業のこの2つです。

  • パーツクリーナーで脱脂ができていないと、塗装の浮きになります。
  • ウレタンクリアーの吹き付け時にホコリやゴミが付着しないよう、細心の注意をはらいます。

 

もしもホコリやゴミが付着したとしても、よほど目立つものでなければ、そのまま作業を続けていきます。

 

あとは、分解したランタンを組み上げて好みのステッカーを貼り付けるだけです。ステッカーのオーダーは京都ステッカーさんに依頼しています。33mm x100mmで仕上げてくれます。完成度も信頼度も実績ありです。

京都ステッカーの公式サイトはコチラ

 

作業に慣れれば、販売もしてみましょう。ヤフオクやメルカリで出品してみるのもいい経験になるはずです。

 

1台よりも10台。10台よりも30台経験を積んだほうが、スキルや知識も増えますし、調子の悪いランタンの原因まで分かるようになります。

 

とはいえ、自分で塗装するのはちょっと、、、

そんな方に吉報です。コールマン120周年オンラインストア限定シーズンランタンが販売されます。

【復刻バターナッツ】コールマン120周年限定モデルの次はコレだ!

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これからでも、まだ予約にまにあうかもです。

 

これらの商品は、ホームセンターや100均でも揃えれますので各メーカーの参考までに。中にはホームセンターより安い物もありますので、価格と見合わせて下さい。

 

とはいえ、「新品のコールマンランタンも見たい」って方はコチラ

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※ここで少し宣伝です

モナコテブログではキャンプを中心とした記事を掲載中!

キャンプで使って感じたいい点や気になった点を合わせて記事にしています。

>>モナコテのキャンプブログはコチラ

 

コールマンから復刻バターナッツカラーのアイテムがリリースされました。レトロなカラーリングで数量限定!

 

今回も、即完売になりそうですよ。

 

キャンプロードマップ総まとめ

【最新版】キャンプ道具をカテゴリー別に紹介!キャンプロードマップ

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□コールマンランタン鏡面メッキ加工の全行程

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□コールマン限定アイテムの紹介

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今回は以上です。では、いいキャンプライフを!

 

 

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