ウォーキングを始めてみたけれど、気づいたらやめていた…。そんな経験ありませんか?
続かないのはあなたのせいではありません。
脳の仕組みと習慣化の戦略を理解すれば、誰でも“歩く習慣”は身につけられます。
この記事では、40代〜50代の会社員の方が健康のために無理なくウォーキングを続ける「仕組み化」の方法を解説します。
目次
なぜウォーキングは続かないのか?
意思が弱いからではない
結論から言えば、ウォーキングが続かないのは意志の弱さではありません。
脳は“変化や努力”を嫌う仕組みになっているため、続けるには意思ではなく「仕組み」が必要です。
たとえば、仕事から帰ってきたあとに「今日はやめとこうかな」と思ったことありませんか?
それは“普通”の反応です。だからこそ、自分を責める必要はないのです。
「面倒くさい」が勝つ脳の仕組み
脳は「面倒なこと」を避けるようにできています。
つまり、ウォーキングを続けるには「面倒くささに勝てる仕組み」を作る必要があるのです。
たとえば、ソファでくつろいでいたら「5分だけ歩こう」とすら思えない日、ありますよね?
脳の省エネ本能が勝ってしまうのです。
40代から習慣化できる人の3つの特徴
目的が明確(健康診断・体型変化)
続いている人は、なぜ歩くのか?が明確です。
血圧や体重、尿酸値など「見える健康指標」が変わった経験がモチベーションになっています。
「ズボンがきつくなった」「健康診断で注意された」など、体の変化が明確な目的になります。
歩く時間と場所が固定されている
「朝7時に家の周りを歩く」「駅から一駅分歩く」など、時間と場所が決まっていると習慣になります。
決断の回数を減らすことで、行動は自動化されます。習慣とは“考えずにやること”なのです。
記録や仲間を活用している
アプリ:STRAVA
継続している人の多くは、歩いた記録をアプリや紙に残しています。
また、仲間とLINEグループで「今日は◯歩いた」と報告するだけでも習慣になります。
“人に見られている”感覚が、やる気を維持してくれます。
あなたもできる「ウォーキング習慣の仕組み化」
①タイミングを生活習慣に組み込む
「朝食前」「歯磨き後」「帰宅後」など、すでにある習慣とセットにすることで、歩く習慣は身につきやすくなります。
人は“ルーティン”の流れにのって行動しやすいからです。
「歯磨きの後に靴を履いて出る」だけでも習慣化の成功率は上がります。
②歩いた記録を“見える化”する
アプリを使って歩数を記録するだけでも、達成感が得られます。
目に見える進捗は、脳に報酬を与えてくれます。
おすすめアプリ:STRAVA
③ご褒美ルールで脳を味方にする
「歩いたら好きなコーヒーを飲む」「3日続いたら靴下を新調」など、小さな報酬を設定しましょう。
子どもだけでなく、大人も“ご褒美”で行動を強化できます。
まずは“3日坊主”を歓迎せよ
完璧主義より「再開力」
続かない日があっても、また再開すればOK。
継続とは「途切れずに続けること」ではなく「戻ってこれる力」です。
むしろ、3回サボっても4回目にやれば、それは「続いている」と言えます。
「3日やった→OK」が正解の脳内設計
「3日で終わった…」ではなく、「3日やれた!」と考えるだけで、脳は前向きになります。
Googleカレンダーに◯をつける、日記に記録するなど、小さな成功を認識する仕組みを作りましょう。
まとめ:ウォーキングが続かないあなたへ
- 続かないのは意志ではなく、仕組みの問題
- 目的・時間・記録・報酬が継続のカギ
- 完璧でなくていい。大事なのは「戻ってこれること」
- あなたの健康習慣は、歩くことから始まる