「ウォーキングが体にいいのはわかってる」
「でも、なぜか続かないんだよな…」
僕もずっとそう思っていました。
実際に、2025年4月からジョギングを始めたものの、最初の2kmで息切れして、続けられる気がしなかった。
でも、今では月100km以上歩き走り、晴れた日は徒歩通勤もする生活に。
この記事では、運動が続かなかった46歳の会社員だった僕が、ウォーキングを習慣にできた「リアルな工夫」を紹介します。
目次
なぜウォーキングは続かないのか?
結論:目的があいまいすぎるから
「痩せたい」「健康になりたい」
こういった理由だけでは、ウォーキングは続きません。
なぜなら、その目的が抽象的すぎて、今日の行動とつながらないからです。
理由:ゴールが遠すぎて、達成感がない
僕も当初は「登山のために」と歩き始めました。
でも、3日目くらいで「これ、意味あるの?」と心が折れそうになったのを覚えています。
結果が出るまでに時間がかかる習慣では、即効性が見えないと続かないのです。
僕がウォーキングを続けられた3つの仕組み
1.「○月○日のイベントに出る」と決めた
僕の場合は、ジョギングを始めて2週間後にグループランニングに申し込んだことが転機でした。
目標があると「やらなきゃ」と自然に思えるんです。
「3km大会に出る」「友人と週末に公園を歩く」など、小さな予定でOK。
イベントを入れる=強制的に行動が継続します。
2.「晴れたら徒歩通勤」と決めた
僕は天気のいい日は、片道3kmの会社まで徒歩で通勤するようにしました。
「歩く=移動手段」になると、ウォーキングが生活の一部になります。
目的を「健康」ではなく「通勤」「移動」に変えることで、気づけば毎日歩いているという仕組みができたんです。
3.「シューズと記録アプリ」をセットにした
ゼロシューズ・ジェネシスという薄底のサンダルと、ランニングアプリ「Strava」を組み合わせて使い始めたら、歩くのが楽しくなりました。
距離やペースが記録されていくと、ゲーム感覚になります。
さらに「今日は昨日より多く歩いた!」という小さな達成感が積み重なり、モチベーションに。
“心が折れない”ウォーキング習慣の作り方
完璧を目指さない
「毎日30分歩こう」など、最初に完璧を求めると続きません。
僕も最初は「週2回10分から」で十分でした。
気分が乗らない日は「今日は家の周り1周だけ」と自分を甘やかしてOK。
習慣化に必要なのは“続ける”こと。内容の良し悪しではありません。
歩く理由を「外側」ではなく「内側」に変える
「健康診断があるから」とか「痩せないとダメだ」という外的動機だけでは、いつか切れます。
でも、「歩くとスッキリする」「朝の空気が気持ちいい」といった内的な感覚を味わえるようになると、自然と歩きたくなるものです。
僕もある朝、澄んだ空気の中でふと「歩いてるだけで気分が上がるな」と気づいた瞬間がありました。
そこから“無理なく続けられる人”になった気がします。
「続ける人」になるために今できること
まずは3日、次に1週間
ウォーキングは最初の3日が勝負。
次に1週間、そして3週間。
この「続ける→慣れる→習慣になる」の流れができると、あとは“やらないと気持ち悪い”レベルに自然と変化します。
靴と環境があなたの味方になる
ゼロシューズのような“履いて楽しい靴”は、それだけで外に出たくなります。
また、お気に入りの公園・道・時間帯を見つけておくと、「今日はあそこを歩こう」とワクワク感が生まれます。
まとめ:ウォーキングが続かない人へ、今日からできる工夫
- イベント予定を先に入れて、目的を明確に
- 通勤や移動とセットにして、生活に組み込む
- 靴やアプリで“遊び”感覚を取り入れる
- 「毎日完璧」ではなく「とにかく続ける」
- 小さな達成感を重ねて、習慣化する